1970日本短片
导演:岡部道男
演员:石井満隆
タイトルの通りキャンプ的な表現を徹底的に突き詰めた、岡部の代表作といえる作品。世間一般に承認されている美醜の感覚から遠く離れて、別の尺度で測られた審美的な世界を体現する映画であり、ジャック・スミスに通じる規範的価値を転倒させたような過剰なイメージと、ウィーン・アクショニズムに通じる自壊的な身体的行為が、息つく暇もない程の濃密さで詰め込まれている。
サウンドは非同録で、事後的にサウンドトラックが追加されている。完全なフルカラーのシーンもあるが、多くのシーンにおいて、モノクロのフィルムに単色のカラーフィルターを重ねることで色彩が表現されている。
作中のシークエンスは、以下の順番で進行する。フルカラーで撮影されたシーンには*C、赤フィルターのシーンには*R、青フィルターのシーンには*Bの表記を置いた。
・和室にて、二人のマッサージ師から施術を受ける浴衣姿の男。カエルの鳴き声が重なる *R
・和室の片隅にある、忌中と書かれたゴザの影から男が現れて、浴衣姿の男をマッサージする *B
・訪ね犬の貼り紙。和室に犬が現れ、男たちは犬の真似をする。畳を裏返す *R
・裸の男にスライドを投影する *R
・男同士で責め合い、臀部に焼きごてを押す *B
・和室に吊るされた紗幕の中で、裸の男たちがたむろする *B
・牛若丸の絵本に、弁士の語りが重なる *C
・風呂をたく三助。石井満隆が扮するドラッグクイーンが入ってきて、三助にマッサージしてもらい、二人で湯船につかる。三助がドラッグクイーンの頭を剃って坊主にする。ドラッグクイーンが踊る *C
・和室にて男たちが様々な狂騒を繰り広げる。スズムシの鳴き声が重なる *R
・ヴァイオリンを弾く男に、別の男が抱きつく *C
・テレビモニターに映し出される吸血鬼ドラキュラのドラマ。牙を付けたドラキュラに扮する警備員が登場し、一句詠んでから、オルガンを弾く男に噛みつく。和室にドラキュラ警備員が屋台を引いてきて、客に酒を出す *C *R *B
・和室にて、ドロドロになった二人の裸の男が絡み合う。弁士の語りが重なる *B
・白画面に、花の種子袋のイメージが一瞬だけカットインされる *C
・春画が映し出されたのち、和室にて、ドラッグクイーンと三人の男たちが並んで踊る *R
・ドラッグクイーンが、小舟の張りぼてに乗って和室から去ってゆく *C
・力を込めた男の臀部のアップ *R